三日月のうた

三十一文字とそれにおさまりきらないこと。「ことば」について考える日々。記事のタイトル≒短歌のお題 です。

蓮って。

泥の中眠りから覚め花ひらく
その瞬間に君はいますか

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おはようございます。

こんにちは。

こんばんは。

 

今日も来ていただいてありがとうございます。

 

先日、蓮の花を見に行ってきました。

6月下旬から8月にかけて

ちょうど蓮の花は見頃になります。

 

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蓮って

きれいですね。

 

蓮の花を

間近で見たことがありますか?

 

意外と

大きな花なんですよね。

 

蓮って聞いて

どんなこと

イメージしますか?

 

今の季節

お盆も近いので

仏さまと蓮の花のイメージ

 

強くないですか?

私だけでしょうか。

 

奈良の大仏さまや

菩薩さまも

 

蓮の花の台の上に乗ってる

 

そんなイメージ。

 

蓮って

 

泥の中に根があって

そこから茎が伸びて

葉が開いて

花が咲くんですよね。

 

泥って

ドロドロしてて汚れてる。

 

でも汚れた泥の中から生えてきたのに…

綺麗に咲いて。

 

そんなことから

仏教だけでなく

いろんな宗教でも

 

日本だけでなく

他のアジアの国でも

 

大切にされてきた植物

らしいです。

 

 

泥の中の根って

蓮根(レンコン)のことです。

 

穴ぁ〜の空いたぁ〜レンコンさん♪

 

というお弁当の歌のように

穴が中にいくつも空いていて

そこから呼吸をしているよう。

 

茎にも同じようにストローのように穴が空いていて

蓮の葉っぱは水をはじくので

 

葉っぱと茎が繋がったところに穴をあけて

「象鼻杯(ぞうびはい)」として

お酒などを飲んだりすることもあるそうで。

 

葉っぱが杯で下の茎に流れていくらしい。。

どんどん飲まないといけないっぽい。

 

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蓮の葉といえば

お盆に仏さまへのお供えをのせるのに使ったりもしますよね。

 

当たり前のように売っていて

何の気なしに使っていた蓮の葉だけど。

 

蓮って

花の真ん中に蜂の巣のような

花托があって

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       ↓

花びらが落ちて

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       ↓

ほんと蜂の巣みたいに。

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       ↓

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最後はこんな感じに。

できた種は食べられるそう。

 

 

蓮の花の命は

 

蕾が膨らんで

花びらが開ききって

散るまで

4日といわれています。

 

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 ▼1日目ぐらいの花。

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夕方から夜にかけては一度すぼんで

▼2日目ぐらい。

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また夜には少しすぼんで

▼3日目ぐらい。八重の花。

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▼3〜4日目ぐらいを上から。

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▼4日目。

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4日の命って

短いと思いますか?

 

 

ひぃらいたひぃらいた

れんげの花がひぃらいた

 

ひぃらいたとおもったら

いつのまにか

すぅ〜ぼんだ

 

っていうわらべ歌

一度は聴いたことがありますか?

 

『ひらいたひらいた』の

 あの「れんげ」って

 

子どもの頃は

レンゲソウ」のことかと思ってたのですが

 

この蓮の花が

開いたりすぼんだりすることを知って

 

蓮の花のことだったんだ!!

 

ということを知りました。。

世の中まだまだ知らないことばかり。

 

 

先ほども書いた

大仏さまなどの台座は

「蓮華座」(れんげざ)という名前です。

 

 

そして

蓮の花と同じく

蓮華(れんげ)といわれる花に

睡蓮(すいれん)があります。

 

 

蓮の花と睡蓮

ちょっと名前を間違えやすいのですが

 

蓮と睡蓮のちがい

ご存知ですか?

 

 

蓮って

花が大きくて葉も大きい

 

花も葉も水面からぐんと伸びるものが

多いようです。

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一方、睡蓮は

その種類にもよるようですが

 

花も葉も水面近くにあります。

花も蓮に比べて小さめです。

 

そして睡蓮の葉っぱには

切れ目が入っているみたい。

 

▼こちらいつものランニングコースの睡蓮。

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水面から離れていてもこの程度。

葉っぱに切れ目も入っています。

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水の上にこんなふうに広がっています。

 

一方、蓮の大きさはというと

▼約145cmのこの子と比べても大きいのがわかります。(友情出演:この子)

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▼こちら2017.07.26 上野・不忍池の蓮。

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わっさわっさと葉が広がっている様子。

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傘にできそうなくらい大きな葉っぱ。

 

 

▼埼玉県の行田市にある「古代蓮の里」

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2017.08.03撮影

 

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睡蓮と同じように

水面に浮くようにしてある葉っぱもあるけど

その葉っぱに切れ目がないのが蓮。

 

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行田市古代蓮の里。

 

古代蓮」といわれる「行田蓮」(ぎょうだはす)は

ゴミ焼却処理場の建設工事のときに掘り起こされた

 

地中に眠っていた推定1400〜3000年以上も前の蓮の種から

池で自然に開花したという

 

なんともすごい蓮の花なのです。

 

古代蓮タワーなるものがあって

地上から50mぐらいのところから里を見渡せるようになっています。

 

季節や気候によっては

遠くの富士山やスカイツリーなんかも見えたりするらしいけど

 

この日見えたのは

田んぼアート

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実は行田市は足袋の街としても有名らしく

下町ロケット』などの池井戸潤さんが書いた

『陸王』も

 

この街の老舗足袋屋さんを参考にされているのではないかと

言われているとかいないとか。

 

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ランニング界隈ではちょっと話題になっていた

足袋型のランニングシューズを開発した

きねやさんという足袋屋さんもある街です。

 

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というわけで

タワーの下では

昔からの足袋を作るときの道具なんかも展示されてて

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お土産に足袋型のキーホルダーなんて

買ってしまった…。

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蓮って

すこし神聖で厳かな雰囲気のお花。

 

以前、このブログでも書いた映画『花戦さ』でも

花僧 専好が

心を開かない女の子のために

 

蓮の花のチカラを借りたりしていました。

 

ずっと昔からたいせつにされてきて


泥の中から出てくる
そして綺麗に花咲かせる

 

そんなパワーを分けてもらいたい。

 

蓮って

花って

自然って

 

そんなチカラを持ってますよね。

 

まだどこかで咲いているかも。

 

機会があれば

ぜひこの夏は

 

蓮の花も愛でてみてくださいね。

 

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包みこむ慈悲も憎悪も何もかも
今はただただ そこに咲くだけ

 

 

陸王 (集英社文芸単行本)

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