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三日月のうた

三十一文字とそれにおさまりきらないこと。「ことば」について考える日々。記事のタイトル≒短歌のお題 です。

絵本って。

ことば 短歌 読書

大人でもたまには絵本読んでみる

こどもではない心にしみる

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絵本って

好きですか?

 

絵本

読みますか?

 

以前、読むって。という記事を書いたときにも

うちの子どもたちが小さな頃お気に入りだった本をご紹介させていただいたのですが

 

子どもたちだけでなく私自身

絵本が好きです。

 

もうずいぶん前のことになりますが

一番初めに勤めたところで

仕事柄、先輩でもある上司が

 

「お給料日には新しい絵本を一冊買うことにしている」

と言っていたのが印象的で

 

それから私もときどきお給料日に絵本を買っています。

 

もちろん子どもたちのために買っていたこともありますが、自分のためにも。

 

絵本って

子どもだけのためのものじゃない

ですよね。

 

今回は

大人でも楽しめる

もちろん子どもと一緒でも楽しめる

お気に入りの絵本をご紹介です。

 

<もくじ >

 

 

ミッフィーとほくさいさん

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初めはこちら。

 

数日前

作者であるディック・ブルーナさんの訃報を知りました。

 

ミッフィー

私が子どもの頃は「うさこちゃん」でした。

オランダではナインチェです。

 

でも呼び方は何でもいいのです。

 

そのうさぎさんは

子どもの頃からずっとそばにいて

変わらずにいてくれた

そんな存在でした。

 

そんなミッフィー

葛飾北斎さんの絵を観て楽しむ絵本。

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ミッフィーの視点がなかなか面白い。

浮世絵、まだまだ知りたいことがいっぱい。

 

そんな浮世絵への入り口になるような

そんな絵本です。

 

 

からすのパンやさん

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お次は

ミッフィーと同じくらい

ロングセラー絵本。

 

かこさとしさんの絵本

『だるまちゃんとてんぐちゃん』は

生まれて50年だそうです。

 

明日(2017/02/22)発売の『別冊太陽』は

かこさとし さんの特集です。

 

かこさとし: 子どもと遊び、子どもに学ぶ (日本のこころ)

かこさとし: 子どもと遊び、子どもに学ぶ (日本のこころ)

 

 

 

からすのパンやさん は 他にもたくさんシリーズがありますが

うちの『からすのパンやさん』はサイン入り! 

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弟が生まれるときのものです。

 

このパンが

どういうわけかとても美味しそう!

焦げててもいいんです。

 

食べ物の絵本というのは

どうしてこんなに美味しそうなんでしょうね。

 

 

たべもののたび

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こちらも かこさとし さんのたべものの絵本ですが

ちょっと違う感じ。

 

かこさとしさんは元々理系のご出身なので

科学に関する絵本もたくさん描かれています。

 

それが

子どもが読んでもきちんと理解できる

「やさしいことば」で

それでも要点はちゃんとおさえてある

 

そういう絵本ばかりです。

 

これまた私が子どもの頃のもので

もうボロボロですが

うちの子どもたちも何度も何度も読みました。

 

子どもにもわかる「やさしいことば」は

誰にでもわかる「心遣いのあることば」のような

そんな気がします。

 

そういう絵本は

大人が読んでもちっとも子どもじみていない

楽しくて面白い絵本です。

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グスコーブドリの伝記

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お次は

言わずもがなの宮沢賢治さんの物語。

 

石川啄木宮沢賢治といった本は

岩手好きな父の影響です。

 

こちらの絵本はスズキコージさんの絵。

 

スズキコージさんの絵は

とてもエネルギッシュで色づかいが魅力的。

 

実はすごくドキドキします。

たぶんすごく好きだから。

 

たくさんある宮沢賢治さんの絵本でも

スズキコージさんの絵だとまた独特です。

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宮沢賢治さんのことばに

こんなことばがあります。

 

これらのわたくしのおはなしは、みんな林や野はらや鉄道線路やらで、虹や月あかりからもらってきたのです。

けれども、わたくしは、これらのちひさなものがたりの幾きれかが、おしまひ、あなたのすきとほつたほんたうのたべものになることを、どんなにねがふかわかりません。

…『注文の多い料理店』の序より…賢治

 

「あなたの透き通った本当のたべもの」

 

絵本って

本当にそういう存在なんだと

思います。

 

カラダの栄養も大切だけれど

心の栄養になる

そういう存在。

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⤴︎朝倉 摂 絵『注文の多い料理店

 

 

ぶどう酒びんのふしぎな旅

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私に最初に「光と影」を教えてくれたのは

たぶん藤城清治さんです。

 

母の読んでいた『暮しの手帖』に

その影絵はありました。

 

影絵だけれど影だけじゃない。

 

光があって

影がある

 

影があるから

光がある。

 

どちらか一方だけでは

成り立たないもの。

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以前、栃木県にある藤城清治さんの美術館を

訪れたことがあります。

 

本物の作品は

迫力がありながらも

それはそれは精巧で緻密で

すばらしい作品でした。

 

光と影の世界が

そこにはちゃんとありましたよ。

 

 

きつねのかみさま

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あまんきみこさんのお話に

酒井駒子さんの絵。

 

こちらもお話と絵が合わさって

一つの作品。

 

絵本って

絵もだいじ。

当たり前ですが。

 

やさしい酒井駒子さんの絵が

あまんきみこさんの物語を引き立てます。

 

やさしいけれど少し影のある

あまんきみこさんの物語と

 

やはりやさしいけれど少し陰のある

そんな酒井駒子さんの絵がまた。

 

 

空からふるもの

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最後はこちらです。

 

以前、やさしさって。という記事でもご紹介した

おーなり由子さんの絵本。

 

この物語は

それぞれ、何かをなくしてしまった人たちに

空からふってくるものが描かれています。

 

たとえばおばあさんにはお花が。

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悲しみをつつむように、ふわりと空から降りてくる。怒りではなく、悲しみをうけとる時、一緒にうけることができるもの。

おーなり由子 『空からふるもの』あとがきより

 

「怒りではなく、悲しみ」

私も「怒り」ではなく「悲しみ」を感じてしまうタイプ。

 

少し前に糸井重里さんの本を読む機会があって

そこにも糸井さんが

 

「怒るのは苦手」「怒りよりも悲しみのかたちになってしまう」

と書かれていました。

 

たぶん糸井さんも同じタイプ。

 

そんな人にオススメの絵本です。

 

 

絵本って

やさしいことばで描かれている。

 

絵本って

誰にでもやさしい。

 

どうしてやさしいと思うのでしょう。

 

絵本って

ことばだけでは表せないものを

表現しているもの

でしょうか。

 

ことばって

やっぱり「あること」の一片に過ぎない。

 

よく分かる、とか

よく分からない、とかの

よく分からないって

 

「ことばでは表せないもの」

なのかもしれないと思うのです。

 

ちょっと難しいことばで言うとしたら

言語化できない、というか。

 

でも絵本って

絵があることで

ことばでは補いきれないものを補っていて

 

それで心のすみずみまで沁みてくる

そんな気がします。

 

 

絵本って

子どもだけじゃなくて

大人にも必要。

 

私なんかは

そう思います。

 

 

他にもきっときっと

大人でも楽しめる絵本って

ありますね。

 

みなさんのオススメ

教えていただけたらうれしいです。

 

今日も読んでくださって

ありがとうございました。

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やさしさと心遣いの絵本から

やさしさと心遣いを学ぶ

 

 

 ご紹介した絵本はこちら▼

こどもと絵で話そう ミッフィーとほくさいさん

こどもと絵で話そう ミッフィーとほくさいさん

 

 

からすのパンやさん (かこさとしおはなしのほん (7))

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たべもののたび (かこさとし からだの本)

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グスコーブドリの伝記 (宮沢賢治絵童話集)

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注文の多い料理店 (新装版日本の名作)

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ぶどう酒びんのふしぎな旅

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きつねのかみさま (絵本・いつでもいっしょ)

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空からふるもの―The story of three angels

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