三日月のうた

三十一文字とそれにおさまりきらないこと。「ことば」について考える日々。記事のタイトル≒短歌のお題 です。

ひらがなって。

やわらかな ものごし やさしい こえをきく 
 つつまれてゆく ひらがなは きみ

f:id:tamie7575:20170211200758j:plain

 

最近

すこし ひらがな の短歌を詠んでいます。

 

短歌といえるのかどうか

ちょっと不安もありますが

 

ひらがな が読める人なら読めて

絵本のような

そんな短歌が詠めたらいいなとはじめました。

 

f:id:tamie7575:20170211200828j:plain

 

ひらがなの短歌は

実は 会津八一 という歌人の歌に出逢ったのが

きっかけです。

 

私の短歌と比べては申し訳ないくらい

内容的には全くといっていいほど趣が違いますが

 

ひらがなの魅力を感じたのは

会津八一の歌のおかげです。

 

f:id:tamie7575:20170211200821j:plain

 

もともと

誰にでもわかることばで短歌が詠めたら

と思っていたので

 

ひらがなでもいいんだ!

そう思えたときに

とてもうれしかったのです。

 

f:id:tamie7575:20170211200843j:plain

 

日本語が

まだ文字をもたなかった時代

 

いわゆる「やまとことば」を表すために

 

中国から漢字が伝わっても

なにかちがう

そう思ってひらがなを考えたのは

 

たぶん漢字では表せないものがあったからなのだと

思うのです。

 

f:id:tamie7575:20170211200906j:plain

 

私が「言葉」ではなくて「ことば」と使うように

ひらがなには漢字で表される一つの意味以外に

たくさんの意味を含んでいるような

そんな気もします。

 

f:id:tamie7575:20170211200928j:plain

 

同音異義語

掛けことばのような

 

ひとつのことばで

いくつかの意味を持たせられるのも

 

ひらがな の魅力です。

 

実はそれはちょっとむずかしくて

まだまだそこまで表現できませんが。

 

f:id:tamie7575:20170211200915j:plain

 

漢字と違い

ことばにやわらかな印象を持たせることができるのも

 

ひらがな の良さなのかなと思います。

 

やさしい

ということばでも

「優しい」「易しい」とありますが

どちらにも共通する「やさしい」がある気がします。

 

ズバっと何かを言い当てる

そういうものとは遠いのかもしれませんが

 

やわらかくてやさしくて

人をつつみこむような響きが

 

ひらがな にはある気がします。

 

 

また少しずつ

ひらがなの短歌

続けていけたらなと思っています。

 

f:id:tamie7575:20170211200936j:plain

 

今日も読んでいただいて

ありがとうございました。

 

 

 会津八一の作品が載っているのはこちらなど。▼

自註鹿鳴集 (岩波文庫)

自註鹿鳴集 (岩波文庫)