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三日月のうた

三十一文字とそれにおさまりきらないこと。「ことば」について考える日々。記事のタイトル≒短歌のお題 です。

クリスマスプレゼントって。

ことば 百人一首 短歌 読書
 クリスマス サンタがいないと言うのなら
 自分がサンタになればいいんだ

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来週末にはクリスマスですね。

 

先日、むすめが

 

将来、クリスマスに一人ぼっち

つまり「クリぼっち」になってるところを想像した。

一人でケーキ食べて 本読んでた。

 

などと話していて

おかしなことを想像するものだなぁと

笑ったりしました。

 

そしてわりと

ありえる!

と思えてしまうところも。

 

確かにむすめは

甘いもの好きで本が好き

なんです。

 

クリぼっちでも全然平気そう。

 

 

子どもたちが生まれてから

クリスマスはやっぱり子どもたちのために

 

ツリーを飾ったり

プレゼントを用意したりすることが

楽しみだったりもするのですが

 

「サンタってほんとにいるの?」

 

そんな素朴な疑問に

 

いるいる。

 

しっかりはっきり答えられる

そんな大人になれてる自分を

 

少しうれしく思ったりします。

 

クリスマスは 

親しい人にちょっとした

普段のお礼代りの贈り物をする機会にも

なったりします。

 

そして自分にも

いつもがんばってるね

ってプレゼントする

 

なんていうのもいいと思っています。

(と言って今月何回お財布の紐が緩んだことか…)

 

 

クリスマスプレゼントって

 

誰かからもらうのもうれしいけど
誰かにあげるのもうれしいものですよ。

 

 

私の母は昔

サンタさんのプレゼントとは別に

クリスマスに本をプレゼントしてくれました。

 

それはうちの兄弟だけではなく

従兄弟などにも。

 

子どものうちからたくさん本に触れてほしい

 

そう思っていたようです。

 

そして今はうちの子どもたちや

甥っ子姪っ子に

 

毎年本をプレゼントしてくれます。

 

そんなわけで

私も本が好き。

むすめもむすこも本が好きです。

(もちろん漫画本も!)

 

というわけで

今回は

 

ちょっとしたプレゼントにもオススメの

 

「ことば」と

百人一首」と

「短歌」

 

をご紹介させていただきます。

 

クリスマスプレゼントにまだ間に合う!!

なーんて。

 

一冊めはこちら。

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『翻訳できない 世界のことば』

エラ・フランシス・サンダース著

 

わぉ!

 

世界には

もちろんいろんなことばがあって

 

ことばって

文化の一つと言えると思うのですが

 

他の国にはなくて

その国にしかない

「文化」というべき「ことば」があるのですよね。

 

 たとえば

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ピサンザプラ。

マレー語で

「バナナを食べるときの所要時間」という意味です。

 

ピサンゴレンというおやつを知ってますか?

揚げバナナとでもいうような

東南アジアのお菓子なんですが

 

そのピサンはバナナのこと。ゴレンは揚げ物。

 

バナナをよく食べるお国ならではの

「ことば」なんですね。

 

それから

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カルパ。

サンスクリット語

「宇宙的なスケールで、時が過ぎていくこと」という意味です。

 

サンスクリット語は今のインド周辺で

ずっと昔から使われていることば。

 

インドではやはり

宇宙的なものの見方をしている

ってことになるんでしょうか。

 

せせこましい世界ではなく

インドの人たちの頭の中には

宇宙が広がっているのかなぁ。

なんて思ったり。

 

日本語も載っています。

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 ツンドク。

 

これって

日本にしかないことばなんですね〜

というか他の国の人は「積ん読」なんて

しないんでしょうか?

 

他にも日本語にしかないことばとして

「木もれ日」とか。

 

長く説明すれば意味はわかるけれど

それに当てはまることばが他にない

 

というものがイラストとともに載っていて

 

翻訳できないことばから

世界の文化が垣間見える

そんな一冊になっています。

 

つづいては

百人一首の本を。

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今日マチ子さんの百人一首ノート』

 

こういうやわらかいタッチの絵が

たぶん私は好きなんですが

 

小倉百人一首の一首につき

1ページの漫画が

 

とてもせつなくて甘酸っぱくて

 

百人一首ってこんな風にとらえることも

できるんだなと思わせてくれます。

 

 たとえば

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 心あてに 折らばや折らむ 初霜の
 置きまどはせる白菊の花

 

いにしえの人ではなくて

今の人たちが百人一首の世界に入ったら。

 

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これ見てください!

どこでもドア?

宿を立ち出でて眺むれば…って

どこでもドアですよ!

 

漫画ならではの世界で

そして今日マチ子さんの絵の儚い感じが

百人一首の世界と出会うと

 

こんな感じになります。

 

 

最後にイラストと短歌の本を。

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『食器と食パンとペン』安福 望 著

 

こちらも

一首の短歌に 一つのイラストが載っています。

 

短歌は現代のもので

それだけに私たちの心にずっと近くて

胸にグッとくる短歌ばかりです。

 

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「優秀なペンギンなので空を飛ぶことを望んでなんていません」

(じゃこ)

 

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「しあわせにしてますように でも少しわたしが足りていませんように」

月夜野みかん)

 

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「リプトンをカップにしずめてゆっくりと振り子のように記憶をゆらす」

(蒼井杏)

 

 

 いかかでしたか?

 

私の生活の一部にもなっている

 

「ことば」と

百人一首」と

「短歌」の

イメージ

 

少し変わったりしましたか?

 

クリスマスのプレゼントに

 

いろいろ素敵なものはたくさんあるけど

 

本って

ちょっといいかも。

 

そう思ったら

ぜひ手にとってみてくださいね。

 

もちろん自分にも。

 

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 自分へのクリスマスプレゼントには
 今日マチ子さんの百人一首

 

 

 

翻訳できない世界のことば

翻訳できない世界のことば

 

 

 

百人一首ノート

百人一首ノート

 

 

 

食器と食パンとペン わたしの好きな短歌

食器と食パンとペン わたしの好きな短歌

 

 

お題「プレゼント」