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三日月のうた

三十一文字とそれにおさまりきらないこと。「ことば」について考える日々。記事のタイトル≒短歌のお題 です。

小鳥って。

 小鳥ちゃん
 あの人のもとへ飛んでって
 まだ好きですと伝えてきてね

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小鳥って

好きですか?

 

私は好きです。

 

子どもの頃

迷子のセキセイインコを飼ったことが

ありました。

 

どこかのおうちから飛んできてしまったようで

実家の庭にあらわれて

 

おいで。

 

と手を伸ばすと

ちょんちょんと乗ってきました。

 

それから

 

そのセキセイインコのピーちゃんが

いなくなったあと

 

十姉妹(ジュウシマツ)のつがいを飼って

卵から雛が孵ったこともありました。

 

大人になってからも

セキセイインコを飼っていたこともあって

 

シーちゃんは私とともに引越しをくり返し

 

むすめが生まれた頃まで

うちにいました。

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⤴︎フィルム写真のシーちゃん。

 

 

小鳥って

 

なんとも儚げで頼りない感じがありながら

意外と気が強くって

 

ピッピッ!!

と怒ったりもするんですよ。

 

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⤴︎今年初のお目見えメジロ

 

今は小鳥は飼っていないのですが

 

ここ数年

冬になると庭に餌台を置いて

 

野鳥に餌をあげているんです。

 

5〜6種類の小鳥たちが

代わる代わる飛んできて

 

ほんのひととき

その姿を見せてくれて

 

寒い冬の

ほっこりあたたまる

楽しみのひとつになっています。

 

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⤴︎昨年の冬のシジュウカラ

 

蜜柑がお好きなのはメジロ

シジュウカラはヒマワリの種がお好みです。

 

赤い実もやっぱり好きなようで

だんだんに無くなっていきます。

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  ⤴︎木に取り付けた巣箱に様子を見に来ることも。

 

今、放送中のドラマ『逃げ恥』でも

星野源さんが演じるヒロインのお相手の平匡さん

 

ベランダのスツールに餌を置いて

ジュウシマツが来るのを見ていますね。

 

平匡さんのお部屋には小鳥グッズ

ちょこちょこ置いてあったりして。

 

小鳥って

 

犬や猫のように目立つ存在ではないけれど

そっと癒してくれる

 

そんな存在なのかもしれませんね。

 

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そんな小鳥好きおすすめの

『ぼくの小鳥ちゃん』という本があります。

 

ある雪の降る寒い冬の朝に

突然やってきた小鳥ちゃん。

 

ちょっとわがままで

言いたい放題のようでいて

 

いじらしくて

かわいらしい小鳥ちゃん。

 

「ぼく」の彼女に嫉妬したり

なんだかふしぎな生活が描かれています。

 

小鳥特有の

 

その淋しげで儚げな感じを

かもし出しながらも

 

時々見せる強気な態度。

 

うんうん。

小鳥ちゃんってそんな感じ。

 

と思ってしまうんです。

 

そしてその「ぼくの小鳥ちゃん」は

 

アイスクリームがお好き!

しかもラム酒のかかった!

 

私も好き!

 

たぶんこの世の中の食べ物で一番

アイスクリームが好き!!

 

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⤴︎期間限定ハーゲンダッツのラムレーズン!

 

あ…

話がアイスクリームにそれてしまいました。。。

 

 

えー、ではここで

恒例の「鳥」に関係する

小倉百人一首の歌をご紹介しますね。

 

 

 あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
 長々し夜を ひとりかも寝む

    (柿本人麻呂 小倉百人一首3番)

 

山鳥の尾のように長い秋の夜を

ひとりで寝なければならないのだろうか。

 

とか 

 

 かささぎの 渡せる橋に おく霜の
 白きを見れば 夜ぞふけにける

    (中納言家持/大伴家持 小倉百人一首6番)

 

 かささぎが渡したという天の川の橋は

霜が降りたように白く光っている。

宮中に降りた霜も同じように白い。

それを見ているうちに、夜も更けてしまったよ。

 

とか

 

 夜をこめて 鳥のそら音は はかるとも
 よに逢坂の 関はゆるさじ

   (清少納言 小倉百人一首62番)

 

夜であることを隠して鶏の鳴きまねで

私をだまそうとしても

逢坂の関は許さないでしょう。

私はだまされませんよ。

 

とか

 

 淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に
 幾夜寝ざめぬ 須磨の関守

    (源兼昌 小倉百人一首78番)

 

 淡路島から渡ってくる千鳥の鳴く声を聞いて

幾夜眠りの途中で目を覚ましたことか、須磨の関守よ。

 

とか

 

  ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば
 ただありあけの 月ぞ残れる

    (後徳大寺左大臣/藤原実定 小倉百人一首81番)

 

ほととぎすが鳴いたばかりの空を眺めると

ただ明け方の月が残っているばかりだよ。

 

とかとか。 

 

全部で五首でした。

 

小鳥って

 

今も昔も

身近にあって

季節をそっと教えてくれたりする

 

そんな存在なのかもしれません。

 

機会があれば

冬の小鳥に餌をあげて

 

そっとのぞいてみてくださいね。

 

 

小鳥って

ほっこりやさしい

そんな存在。

 

また「ぼくの小鳥ちゃん」や

昔、実家に来たピーちゃんのように

 

庭にひょっこりあらわれてくれないかなと

思ったりします。

 

 小鳥ちゃん
 さびしがりやの小鳥ちゃん
 洗濯機の中 飛び込んじゃダメ

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 小鳥ちゃん
 いつか私の庭にきて
 いっしょにアイスクリーム食べよう

 

 

ぼくの小鳥ちゃん

ぼくの小鳥ちゃん

 

 お題「我が家のペット」