三日月のうた

三十一文字とそれにおさまりきらないこと。「ことば」について考える日々。記事のタイトル≒短歌のお題 です。

おまけ付きって。

 じゃんけんぽん

 ちよこれいとぱいなつぷる

 グーで勝ったらおまけ付きかな

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階段などでジャンケンをして

勝った人が言葉の1文字ずつを進む

 

そういう遊びを知っていますね?

 

 

チョキのときは、ち・よ・こ・れ・い・と

パーのときは、ぱ・い・な・つ・ぷ・る

 

つまり

チョキで勝ったら6マス進む。

パーで勝ったら6マス進む。

 

そういう具合。

 

けれど、ちょっと違うところで育った人と

遊ぶとき

 

なんだかおかしな具合になるのが

グー

 

そもそもジャンケンでさえ

同じ日本でもその地域によって

言い方ややり方が違うというのだから

 

グーで進むときのことばが

何になったとしても不思議はないのだけれど

 

私の育ったところでは

グーは「グリコ」で3マスだったんです。

 

けれどある人は、言う。

グーは「グリコのおまけ付き」だと。

 

つまり

9マス進めるんです!!

 

ちょっとちょっと

3マス9マスでは大きな違いですよ?

 

あるいは「グリコのおまけ」という人もいる。

うーん。。7マスか。。

 

そもそもこの遊びの名前はなんて言うんでしょう?

知ってますか?

 

英語圏の人が無理矢理この遊びをしたら

どうなるんでしょうね?

 

パイナップルならpine・apple2マス

グリコは…

って英語圏の人たちはグーとかパーじゃ

ないですから!

 

日本語のこの独特の音の区切りは

何を隠そう

いや、隠してないけども

 

短歌や俳句の五七五七七や五七五を数える時に

大事なんですよね。

 

それから

短歌や俳句では

聞こえた感じの音のまとまりでも

区切りを変えて、数えたりする。

 

例えば

「じゃんけんぽん」なら

じゃ・ん・け・ん・ぽ・ん

ではなくて

じゃん・けん・ぽん

あるいは

じゃ・ん・け・ん・ぽん

 

という具合。

 

冒頭に上げた私の三十一文字は

じゃ・ん・け・ん・ぽん 

で一句目の「五」です。

 

リズム的にはしっくりきます。

 

このリズム的にしっくりくる感じは

そういうリズム経験を積んでいって

初めて身につくというか

 

日本語の音の区切りは

小さい頃からそうやって

遊びの中で自然に身についていくものなのかなと

思ったりします。

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⤴︎グリコじゃなくて森永のキャラメルにも

おまけが。日本の名城カード。

 

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⤴︎こちらおまけは付いてないけどお約束の期間限定。

 

確かにね、

おまけ付きって

いいですよね。